型取りシリコンとのつきあい方
型取りでシリコンを扱おうと思う人は最初に知識を持っておくことをおすすめします。
特に家庭でシリコンを使うならば、作業場や洗い場には特に注意が必要です。
作業場ではちょっとしたことでシリコンが溢れて、服についたり、机に落ちたり、床に落ちたりすることはよくあることです。
このシリコンが厄介なのは特に床が畳だったりするとシリコンが畳の目の中に入り込んでしまい、簡単に拭き取れない事になります。
あたりまえですが細い小さなところにまで入ってくれるから、型作りに使われているわけです。
その性質を熟知して扱う必要があります。
まず、シリコンを扱う時はたとえこぼすようなことがあっても簡単に拭き取れるような環境であることが条件です。
そしてもう一つ重要なのが、余ったシリコンの処理やシリコンを入れていた容器の処理です。
絶対に家庭の水道に流してはいけません。100%排水管をつまらせてしまいます。
私の場合も注意はしていたのですが、いつの間にか排水が流れにくくなっていて、水道屋に依頼したら排水管からシリコンの塊が出てきたという経験があります。もう少し遅かったら取り出せないような状況になっていたそうで冷や汗をかきました。
今は戸外に洗い場を設けていてそこで余分なシリコンを捨てられるようにしています。。
容器は燃えないゴミでリサイクルできないプラスチックゴミなどになるかと思いますが、自治体での決まりに従って捨てましょう。