携帯、スマホという道具
昨年、携帯をスマホに変えたことで大きく変わったことがあります。
それは外出している時の時間の使い方です。
待ち合わせしているとき、電車を待っている時等ちょっとした時間を過ごす時に、
その時間が5分とか10分という細かな時間単位であっても、スマホがその場を自分の趣味の世界に変えてくれるのです。
以前なら「読書」がそういう時の時間の使い方だったのですが、スマホによって「読書と勉強」の時間にひろがりました。
勉強というのは仕事に関連することもあるのですが、たいていは 自分の趣味のための勉強です。
英語のニュース記事を読んだり、趣味関連のWEBサイトの内容をチェックしたりと、そんな小さな時間でも仕事のことを忘れて、頭がリフレッシュされる瞬間を味わえます。
友人のお母さんが地方で一人暮らしをしているのですが、昨年から携帯のショートメッセージを利用し始めたそうです。
それまでは週に1、2回大阪の娘に電話をしてはグチをこぼしていたその彼女が、ショートメッセージを始めるとそういうグチの電話がなくなって、メッセージを一生懸命に入力して娘に送っているそうです。
高齢のこんな私でもチャレンジすればできる、この成功体験がとても自信になったようですし、それに自身の思いを文字に起こすという作業によって客観的に見られるようになったのでしょう、電話の内容も前向きなことが増えたそうです。
そんなこともあってこの友人は今度母にタブレットパソコンをプレゼントしようとしています。それででいろいろと調べ物をしています。
確かにインターネットとなると、ショートメッセージとは違って危険な部分もあるので、準備をちゃんとしてあげないといけません。
簡単ではないが、もっと人生を充実して過ごしてほしいという思いで、タブレットを母にプレゼントしたいと思っているのです。
こんな風に親子の関係にも変化を作れるという意味でも携帯、スマホはすごい道具だな感心したのです。