木っ端とレジンのコラボレーション
今回もレジンのおはなし、ネタはYOUTUBEから取りました。
100均ショップで売っているような10x4x1cmぐらいの木の板とレジンで指輪を作る動画です。
動画では白い無垢の木と、予め茶系に着色された2種類の木を使っています。
まず2つの木を半分になるようハンマーで叩きわります。
ハンマーで叩き割るので断面はギザギザです。そのギザギザの部分を覆い隠すようにセロハンのような透明シートでおおいます。
作品ではこのギザギザの部分を使いますのでこの部分を綺麗に巻いておきます。
それができたらレジンを流し込みます。最初は透明レジンを半分くらい、ギザギザの断面にレジンがきれいに埋まるようにいれていきます。次に青色を混ぜたレジンを足していきます。すると青がうまく混ざり透明と青の微妙な色合いが出てきます。
レジンが乾いたらこの2つの板を接着します。あとは指のサイズに穴を開けてギザギザ部分が約1から1から2cmほど出るように木を削って指輪の形に整形していくのです。
このわざと木っ端を作ってその断面を活かすようにレジンでしあげるという動画は他にもいろいろ見つけることができます。
例えば20から30cm四方にレジンを流し込み 立方体をつくります。乾いたら丹念に中心を削って器を作るという作家もいます。
いずれにしてもあえて木っ端にして偶然の形をうまくつかい、レジンと組みわせるとい発想が面白いのです。