結婚式もハンドメイドの大きな市場である

知人の女性から聞いた話です。

彼女は結婚式は和装にすると決めて、わざわざそのための髪飾りの「つまみ細工」を自分でつくったそうです。

理由は花嫁が付けるつまみ細工の髪飾りがすべて手づくりでその為にけっこうなお値段がするからです。

大きいもので1つ3万円とか5万円とかしてしまいます。

欲しい物を選んでいると結局10万円くらいの出費になってしまうのです。

それで自分で作ってみようと思ったそうです。

彼女は内職でつまみ細工をしていたので基本的な知識があったことや、手先が器用だったこともあり、すぐに完成できると思っていたようです。

材料をお店に買いに行き、店頭にない物はインターネットで探して注文。

さらに凝り性の性格もあって完璧を求めて試行錯誤を繰り返したそうです。

最終的にかなり完成度が高いものができて、結婚式でもたくさんの人に「これ自分で作ったの?すごい!」と褒めてもらったそうです。

しかし、予想以上に時間がかかって気は焦るし、材料もけっこう余ってしまいムダも沢山出たそうです。

せっかく揃えたお道具も次はいつ出番が来るのかわからない状態だそうです。

このように彼女は手作りのメリットとデメリットを痛感したようです。

彼女は手づくりホビーにはまることはなかったのですが、この結婚式に来た女性の中には、その髪飾りをみて「自分の式のときには」とか、「娘の式には」と思って手づくりホビーに入って行く人も少なくないと思います。

女性にとっての晴れの舞台に、手づくり小物が活躍するのは定番と考えると、手づくりホビーにとってはあなどれない市場でしょう。

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