講師はサービス業
以前ビーズの作家とお話をしたことがあります。
彼女たちが作っている、そして売るものは小さなアクセサリです。
以前はデパートの催事などにお声がかかり、それなりに客が来たのですが、最近はビーズ作品のイベントでは人が呼べないので、デパートでの催事はほとんどありません。
どんなものにも流行り廃りがあるものですが、女性の手づくりホビーもその波は抗えないのです。
ですので、多くの先生と呼ばれる方たちは手を変え品を変えて、手づくりのジャンルを変えているようです。
大きな組織を持っているような講師は方は直接メーカーからのお声がかかるようです。
彼らは1つのキット作品をつくり、それをその組織の皆に購入させることで大きな利益を得るというビジネスモデルを持っています。
それに目をつけたメーカーが直接、有名講師にアプローチするようです。
問題なのは、このキット素材が自身の作品でなかったりすることです。
要するに盗用したキットを自身の組織に練習用キットとして購入させるということもあるようです。
中には「自分より目立ってはいけません」などと生徒の作家活動を制限するような講師もいるそうですので、講師選びにも注意をすべきだろうと思います。
講師業というのはサービス業です。
別に一度技術を教えてもらったからと行って一生その先生についていく義理はないのですから、どんどん講師も自分にあった人を自身の目で選んで行くべきだと思います。