Blenderミラーリングのトラブル解決
Blenderを使い始めて最初に思うことは、大きさの概念が把握できないということ。
実際には設定をすればCADのような使い方は出来るのですが、Blenderはどちらかというと直感でモノづくりをする感覚を大事にしている印象で、正確な数値を入れながらの作業にはどうも向いていないようです。
そして私が遭遇した最大の問題がミラー機能です。
YOUTUBE動画でもよく見ますが、キャラクターの顔などを制作する際にこのミラー機能が便利です。
右側をモデリングすることで同時に左側もできているというやつです。
実はBlenderで出力したSTLデータを3Dプリンタに出力するとミラーリングで作られた部分が再現できなかったのです。
この問題の解決法は結局こうなりました。
1.、Blenderで作成した右半分のデータを一旦Tinkercad でインポートします。
2.Tinkercadでは右半分のデータですのでそれをコピーします。
3.コピーしたデータを反転させます。
4.この2つのデータを中心で貼り合わせます。
もちろん「コピーして貼り合わせる」ならBlenderでも出来ますが、希望するサイズを決めて3Dプリンター出力する際にわたしはTinkercadを使っているので「コピー&貼りあわせ作業」と合わせてサイズ調整もTinkercadでやっているのです。