釣り師という仕事にプロを見た

釣りを教える学校、フライフィッシングのキャストレッスンというのを受けたことがあります。

釣り具屋さんの主催で のレッスンを直接受けられるというものです。

会場は滋賀の高島というところで、実際に釣りをするわけではなく、キャスティング つまり 釣り竿の振り方を学ぶというとても地味な内容のレッスンです。

生徒は20人近くいたと思いますが、先生は一人です、アシスタントもいません。

実はこの講師は独自のタックル理論(釣りの仕掛け)を持っていて、その仕掛けを使いこなすためには確かな技術が必要なのです。

参加者はこの技術を個人教授でレッスンを受けます。

結局、レッスンは朝の10時頃から始まって15時すぎまでつづきました、その間講師はほとんど休憩なく、全く食事も取らず缶コーヒだけを飲みながらレッスンをしていました。

これには流石に驚きました、

釣り師はテレビ番組では、自然を相手に限られた時間に結果を求められるというとてもハードな仕事です。

そしてそういう事が当たり前になっているのでしょう、レッスンでは徹底的に自身の理論を手取り足取りでレクチャーします。

独自の理論と確かな技術そして、それを広めようとする強い思い、プロ講師の真髄を見た思いでした

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